ロシアのバレンタイン・デー

2008-02-01

ロシアでは2月14日「バレンタイン」は恋人たちの日です。

日本の「バレンタイン」のように、女性が男性をお祝いする日といえば
2月23日の「祖国防衛軍の日(男性の日)」。
チョコレートに限らず、お花やちょっとしたプレゼントを贈るのが一般的です。
一方、男性が女性をお祝いするのが、3月8日の「国際婦人デー(女性の日)」。
赤やピンクのハートをモチーフにしたディスプレイが目立つモスクワから、
今回は話題のラブストーリーを2つご紹介しましょう!
まずは昨年末に劇場公開された「運命の皮肉2」、
そして今年のバレンタインにDVD発売された「オフレコで口づけて」です。

「オフレコで口づけて」は、なんとプーチン大統領と
リュドミラ夫人のラブロマンス。若きKGBスパイが客室乗務員と恋に落ち、やがてはロシアの大統領になる__というこれまであまり語られなかったプーチン大統領の私生活がテーマとなっています。

「運命の皮肉2」は、大晦日に必ずTV放送されるロシアの人気映画「運命の皮肉」の続編で、同じような地名や同じような建物が多かったソ連時代、同じ住所を持つモスクワの男性とサンクトペテルブルグの女性が、ひょんなことから大晦日に出会い、恋に落ちて一緒に新年を迎える、というストーリー。

「恋人たちの日」から「男性の日」、そして「女性の日」へと、沢山のラブストーリーが生まれるモスクワから愛を込めて。

冬から春へと変わるこの時期、黄色くて丸い太陽みたいなミモザを
女性への花束に入れることが多いんです。
<ミニ情報>
☆ロシアはDVDが100~150P(約500-700円)で買えてしまうため、レンタルビデオは一般的でなく、購入して鑑賞する人が多いようです。
道端や地下鉄の駅でもよく販売しています。ただし、吹き替えには要注意!なんと1人で全員分吹き替えているものも多いんです!!
☆「男性の日」に最も売れた花はカーネーションだそう(23日に25ルーブル・約125円)。
一方「女性の日」に最も売れた花はもちろんバラ(8日に150ルーブル・約750円)。
日本と違って3倍返しの「ホワイトデー」はないようですが、男性の日に比べ女性の日は、お花の値段も3倍以上。日本以上に女性が強いロシアなのです。

ロシア版サンタクロースって?

2008-01-01

モスクワ北東ベリーキイ・ウスチューグに住んでいる、民話の世界からやってきたロシア版サンタクロース”ジェッド・マロース(寒波おじいさん)”、いったいサンタクロースとどこが違うのでしょうか?

サンタクロースは、赤鼻のトナカイが引くソリに乗っていますが、
ジェッド・マロースは、3頭立ての馬が引くソリ“トロイカ”に乗っています。

サンタクロースは、大きなプレゼントの袋やクリスマスツリー、鈴などを手にしていますが、
ジェッド・マロースは、大きなプレゼントの袋と魔法の杖を手にしています。

サンタクロースは白い房飾りのついた帽子をかぶっていますが、
ジェッド・マロースは貴族の帽子をかぶっています。

サンタクロースは丸眼鏡をかけていますが、
ジェッド・マロースは視力抜群!

サンタクロースは白くて薄い手袋をしていますが、
ジェッド・マロースは刺繍入りのミトンをはめています。

サンタクロースはズボンの裾を、黒い皮ブーツのなかに押し込んでいますが、
ジェッド・マロースは、山羊皮の長靴かワーレンキ(フェルト製の長靴)を履いています

サンタクロースはボタンで留める赤い上着を着ていますが
ジェッド・マロースは、不思議な模様が刺繍された丈の長い毛皮外套を着ています。

サンタクロースは暖炉の煙突から入り、吊るされた靴下にプレゼントを入れてくれますが、
ジェッド・マロースはツリーの下にプレゼントを隠し、子供たちが3度名前を呼ぶと姿を現すと言われています。

サンタクロースの家には、誰もその姿を見たことがない奥さんがいるそうですが、
ジェッド・マロースの家には、可愛い孫娘“スネグーラチカ(雪娘)”が一緒に住んでいます。

違いはさまざまあるけれど、サンタクロースもジェッド・マロースも、
毎年クリスマスには自分を信じて待っている子供たちのもとに、素敵なプレゼントを届けてくれます。
あなたはサンタクロースとジェッド・マロースを信じますか?

「モスクワ通信.ru(ロシア雑貨マリンカ)」より