【ロシアの音楽】満開!リラの花

2019-05-13

日ごとが長くなり、生き生きと緑が茂りって夜鳴きウグイスの声が響き始める初夏・・・窓から甘やかな香りが漂ってきます。白から紫色へのグラデーションが美しいСирень(ライラック、リラ)の花がモスクワの街を彩り、そよ風に吹かれて輝く白樺の葉と爽やかに踊ったり、宵闇に溶けて幻想的に映えたり・・・モスクワの最も美しい季節のひとつです。

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頭の中では、ラフマニノフ作曲『Сирень』がずっと流れています。

△ラフマニノフの演奏によるピアノ曲。故郷イワノヴォの家の周りもライラックの美しい場所だそうで、ラフマニノフの人生を描いたパーヴェル・ルンギン監督の映画『ラフマニノフ ある愛の調べ(原題はВетка сирени(ライラックの枝)』でもライラックが重要なモチーフになっていました。

△歌曲の『Сирень』

音楽、絵画、そして雑貨までロシアではライラックをモチーフにしたものにもよく出逢います。

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強い陽射しのなかをふわりふわりとポプラの綿毛が飛んでいたと思ったら、雷鳴轟く夕立で足元が小川になったりと、この時期は変わりやすいお天気です。アナウンサーとして勤務していたロシア国営国際ラジオ『ロシアの声』でも、この時期は白樺やポプラなどみんな春の花粉症で鼻声だったっけ・・・と懐かしく思い出します。

【モスクワで出逢う偉人シリーズ】作曲家ラフマニノフ

情感溢れる美しくロマンチックな作品が魅力のロシアの作曲家、ピアニスト、指揮者のセルゲイ・ラフマニノフ(Сергей Васильевич Рахманинов)

【ラフマニノフの銅像】

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【ラフマニノフの暮らした家を示す記念プレート】

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△1906~1917年にここで暮らしていました

 

【モスクワ音楽院 ラフマニノフ・ホール】

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モスクワ音楽院】ラフマニノフ・ホール

【モスクワの街角】ヴィソツキーの銅像

ソ連時代の国民的なシンガーソングライターで、タガンカ劇場の俳優としても活躍したヴラジミル・ヴィソツキーの銅像。体制批判が許されないソ連時代に、ギター片手に魂の叫びを音楽にし、その独特の声音とカリスマ的な存在感で絶大な人気を誇りました。 人々はこっそりとダビングしたカセットテープを擦り切れるまで愛聴し、広大なソ連のちいさな田舎町までその人気は浸透していたといいます。

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この銅像をみたら・・・誰でもこんなポーズをしてみたくなりますね!

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お酒をこよなく愛し、女性たちに愛され、セクシーさの象徴でもあったヴィソツキー。日本でいったら誰でしょう・・・石原裕次郎さん?ロシアでも大人気の宮崎駿監督は、名作『風の谷のナウシカ』のエンディング・テーマに、当初ヴィソツキーの«Песня о Земле» (大地の歌)を考えていたのだそうです。

△«Песня о Земле»