【モスクワ郊外クリン】一年中、ロシアの新年!もみの木のオーナメント博物館

2019-04-04

クリンの見どころはチャイコフスキーの家博物館だけではだけではありません!ロシアの新年&クリスマスに飾られるもみの木ツリーに飾られる伝統的なガラスのオーナメントの博物館があります。

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昔のクリンの民家が再現されており、そこでどんな風にガラス製品が作られ、発展していったのか、当時の作業道具や暮らしぶりもあわせてせつめいしてくださいます。

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次の展示室では、古いもみの木の飾りものが紹介されていました。ロシア正教の暦の違いによって、ロシアでは新年のあとの1月7日にクリスマスが祝われます。そのため、もみの木は門松のように新年を祝う前に用意されます。

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時代はさらに、ソ連時代へと進んでいきます。その時代を象徴するもみの木がオーナメントとともに下戯れれています。

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△乗り物や、サモワール(ロシア製湯沸し器)などロシアらしいテーマに惹き込まれます。

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△ガラス張りの展示室の奥では、職人さんが実際に作業しているところを見ることが出来ます。

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△こちらが作業工程です。

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△ロシア版サンタクロースのジェド・マロース(寒波おじいさん)とスネグーラチカ(雪娘)。ロシア各地や旧ソ連圏で作られた人形の貴重なコレクション。

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△干支をモチーフにしたオーナメントの隣には、アジアをテーマにしたツリーも!

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△フィナーレを飾る巨大シンボル・ツリー!♪«В лесу роди́лась ёлочка»の歌が流れ、雰囲気はもう新年&クリスマス!ここには現在販売されているあらゆるオーナメントが飾られています。

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△子どもたちに人気のマスタークラス

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△人形劇場の演目のなかには和風の作品もあるのだそう!

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△ミュージアムのあとはショップへ・・・。館内に展示されていたオーナメントも実際に購入することが出来ます。モスクワ市内デパートや本屋さんでも新年が近づくとこちらの商品をよく見かけます。故郷がクリンだったとは知りませんでした! 

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△てっぺんに星でなくこのロシア正教のような形の飾りがついているとぐっとロシアらしいツリーになりますね。

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△名前のついているオーナメント。年末年始の贈り物にもぴったり!

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△こちらはチャイコフスキーの『くるみ割り人形』×オーナメント!まさにクリンならではの特別セットです。

ガラス製なので壊れやすく注意が必要ですが、ロシアらしい形のツリー飾りはお土産にも喜ばれますね!

Клинское Подворье http://www.klinvk.ru

住所:Ulitsa Staro Yamskaya, 4, Klin, Moskovskaya oblast

【モスクワ郊外クリン】教会広場とレストラン ТРАКТИРЪ НА СОБОРНОЙ

クリンの街の中心部へ。赤煉瓦づくりの大きな建物は改装が進められていて、なかにはカフェやショップが増えていっているよう!

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△ちょうどモスクワとサンクト・ペテルブルクを繋ぐ場所にあるため、建物に角にはモスクワとペテルブルクをイメージしたステンドグラスが。

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△奥にみえる古い建物が教会で、ここは教会広場になっています。週末の市が開かれていました。

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△2017年にクリンの700周年を祝って建てられた記念碑

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△その奥には、やっぱりチャイコフスキー像。

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△チャイコフスキー像の奥に見えるのが、さきほどの教会の入り口です。

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さらに、可愛らしいクラシックな街並みを眺めながら、教会広場のまわりをぐるりとお散歩してみました。

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△冬の間はなくなってしまう!という乙女の噴水。どおりでなかなか見つけられないはずです。

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△夏の噴水はこんな感じ

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△『読書が好き』と書かれた、本棚とベンチのある一角。

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△19世紀の古い薬局の建物のとなりの看板は、ラッキーセブン・・・?

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△壁面にかつての姿をみることが出来ます。

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△ロシア民話『かますのいいわけ』でしょうか・・・?

たっぷり歩き回って、教会広場のレストランでランチ。

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メニューもインテリアもクラシカルで可愛らしい雰囲気。ボルシチやシー(キャベツのスープ)、オリビエサラダ、ビーフストロガノフなどのロシア家庭料理であったまりました。

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△街角には、チャイコフスキーの交響曲6番を記念したモニュメントも。丸めた楽譜がハートになっているように見えました。

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△古き良きものを大切に生かしているクリンの街歩き

 

【モスクワ郊外クリン】 チャイコフスキーの家博物館

いよいよ今年2019年6月、世界三大コンクールのひとつに数えられるチャイコフスキー・コンクールが4年ぶりに開催されます。ロシアを代表する作曲家ピョートル・チャイコフスキー(Пётр Ильич Чайковский 1840-1893)の晩年の家は、モスクワ郊外クリンに国立の博物館として残っています。

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チケット売り場やお土産屋さん、企画展の展示室やコンサートホールなど各種施設の入った大きな建物の奥の敷地内に、チャイコフスキーが1892年5月から1893年10月まで過ごした家があります。

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△まずは2006年に作られた大きなチャイコフスキー像がお出迎え!夏には銅像の周りに、このミュージアムを訪れた著名人によって植樹された木を見ることが出来ます。自然を愛したチャイコフスキーは最晩年をここクリンで過ごし、豊かな自然からインスピレーションを得て精力的に作曲を続けていました。作曲の合間には、こんな風に楽譜を手にベンチに腰かけたりして過ごしたのでしょうか・・・。

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△雪解けの時期・・・澄み渡る青空、白樺林に降り注ぐ春の陽光。鳥のさえずりが聞こえ、足元には若草が萌えています。この奥に、チャイコフスキーが暮らしていた頃のままの雰囲気を残した区画があります。

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△1階の桃色の客間には、チャイコフスキーの大きなポートレートとともに記念の品が展示されています。階段を登ると、コートや杖を掛けておく玄関廊下があり、居間へとつづきます。

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△部屋の中央に置かれたБеккер社のグランドピアノは、今もチャイコフスキーの命日や誕生日に演奏されています。世界三大コンクールのひとつ、チャイコフスキー・コンクールの受賞者だけがこのチャイコフスキーの愛用していたピアノ鍵盤を奏でることが出来ます。チャイコフスキーの音楽とともに楽しめるオーディオ・ガイドでは、イーゴリ・グリーシン演奏の『ノクターン』を機くことが出来ます。

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△読書は最高の祝福と考えていた読書家のチャイコフスキーの本棚。プーシキンやゴーゴリ、ツルゲーネフ、トルストイ、チェーホフなど文学作品から歴史や哲学、聖書、外国語の本など幅広い興味が伺えます。本のなかにはチャイコフスキーによる書き込みもそのまま残っているそう。モーツァルトやロシア正教の合唱曲集など楽譜の棚もありました。

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△部屋のなかは、家具の配置や写真の位置にいたるまですべてチャイコフスキーによるもので、生前と変わらぬ姿で残っているそうです。生涯独身で、このクリンのお屋敷にひとりで暮らしていたチャイコフスキーですが、愛する家族や親戚、友人や教え子たちの写真がたくさん飾られており、いつも家族に囲まれて過ごしていました。また、4000通もの手紙のコピーも保管されています。

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鏡台にかけられているミハイロススキー・レースで縁取られた布は、チャイコフスキーの才能のファンだったフランス人女性エマ・ジェントンが作ったもので、チャイコフスキーはこの御礼にあの『センチメンタル・ワルツ』を作曲したのだそうです。名付け親から贈られたイコン『カザンの聖母』も飾られていました。

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△窓から美しいクリンの庭を臨むこの机で、交響曲第6番『悲愴』が完成しました。たった今、書き上げたばかりかのように楽譜が置かれていました。頭に浮かんだメロディーを書き写すのが難しいくらいだったと言われるチャイコフスキーですが、規則正しい生活を好み、毎日同じ時間に机に向かったいたそうです。「インスピレーションは、怠け者を尋ねるのは嫌いだ」という言葉も残されています。

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△手作りの麻のカーテンがかけられた食堂

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△チャイコフスキーとともに旅したトランク。

建物は増築部分へと繋がっています。チャイコフスキーの死後、博物館として開館するために、モデストや甥のダヴィドフがこの部屋を使っていました。

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△劇作家だった弟モデストのこだわりの部屋

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△甥のダヴィドフの部屋。さまざまな絵や自分で描いた水彩画がかざられています。この甥はチャイコフスキーの大のお気に入りで、幼い彼に捧げる『子どものアルバム』という可愛らしい作品も作っています。

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△ふたたび音楽家たちの小道を通り、企画展へ。

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チャイコフスキーの愛用の品とともにその人生の軌跡をたどることができます。

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△文通していたフォン・メック夫人やモスクワでの仕事ぶりなど

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△1891年1月にモスクワで友人たちとまだ目新しかった録音機を試して、あれこれ吹き込んで楽しむひとときが録音された音声も。

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チャイコフスキーの家博物館では、さまざまなコンサートも開催されています。(入館料は大人1人300ルーブル、外国人大人1人550ルーブル、子ども1人190ルーブル)、オーディオガイドは150ルーブルで日本語もありました。

「幸福の条件は、たくさんいい空気を吸い自然のなかを散歩して過ごすこと」そう考えていたチャイコフスキーにとって、偉大な作曲家として多忙なスケジュールをこなしていたモスクワから少し離れたここクリンは理想の場所だったのでしょう。ロシアの大地を五感で感じ、チャイコフスキーの音楽に身を浸して、私にもひとつちいさなインスピレーションが舞い降りました。夢をかなえるために・・・まずはチャイコフスキーを見習って、怠け者を直さなければなりません!

Музей П.И.Чайковского