【イスラエルのなかのロシア】〜シャガールの窓!ユダヤがテーマのステンドグラス〜

2019-02-10

エルサレムで必ず訪れたかった場所のひとつ。大好きな画家シャガールのステンドグラスで彩られたシナゴーグ。ヘブライ大学付属ハダッサ病院の近代的な建物のなかにあります。

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△ぐるりとシナゴーグを囲むように飾られた12枚のステンドグラスは、イスラエル12の部族の物語。

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現在のベラルーシのヴィテブスクの敬虔なユダヤ教徒の家庭に生まれたマルク・シャガール。魚売りの父を持ち、9人兄弟の長男でした。ユダヤの学校でヘブライ語や聖書の勉強をしていたシャガールをロシアの高等学校へ入れたのは母だったといわれています。それから美術に目覚め、サンクトペテルブルクの美術学校で学び、パリで活躍しましたが、第一次大戦、ロシア革命、第二次大戦・・・と激動の時代を画家として生き抜いていきます。その幻想的な世界観は、故郷ヴィテプスクや幼い頃の情景、恋人のベラを描いたものも多く、ユダヤのモチーフも多く残っています。晩年に南フランスへ移り、ステンドグラスの制作を始めたシャガールの代表作のひとつがこのハダッサ病院へ贈られたステンドグラスなのです。

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シャガールは『キリストの苦難』や『ゴルゴダの丘』などの絵画作品も残しています。

 

【イスラエルのなかのロシア】〜ベツレヘム〜

エルサレムからイエス・キリストの生まれた町ベツレヘムへ。

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△ダマスカス門の近くからアラブバスに乗って向かいます。

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△バスで検問所を越えるとそこはパレスチナ。

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△バス停から生誕教会のあるメンジャー広場を目指して歩きます。キリスト教各派の教会やアラブ人のスーク(市場)を通ります。

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△ベツレヘムの中心、メンジャー広場と生誕教会

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△”謙虚のドア”から小さくなって入ります。茶室の入り口のようですね。

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△大理石のランプと美しいランプ。床の一部はモザイクを観ることが出来ます。

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△地下の洞窟にイエスが生まれたとされる場所があります。

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△星の形がはめ込まれた祭壇。ここがイエスが生まれた場所です。訪れた人は膝をついて手をあて頬を寄せ、口づけたりしていました。

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△広場には、キリスト教の教会と向かい合うようにイスラムの寺院。1日5回時間になると、大きな音でコーランが流れます。

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△お土産やさんが並ぶ広場のカフェでミントティー。みんなたっぷりの生のミントに熱々の紅茶を注いで飲んでいました。お砂糖にはいろんな国の言葉が。きっと世界中からたくさんの人がここを訪れるのですね。

さて再び、街歩き開始!アラブの市場を進みます。

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△まあ!こんな場所にもスターバックス・・・!?と行ってみると、

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△似て非なるスターブコーヒー!?

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△バスに乗り、車窓に絶景を眺めながら国境付近へ。

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△バスのなかに銃を手にした警備員が乗り込み、ひとりずつパスポートと滞在許可書を確認していきます。アラブ人はバスから降りて、カウンターでひとりずつパスポートを照合してから再びバスへ。

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△お昼は、ひよこ豆コロッケのファラフェル・サンド。陽気なおじさんが目の前でカラフルな野菜をたっぷり入れてくれました。

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モスクワで息子が通っている学校のクリスマスコンサートは毎年キリスト降誕の劇。イエスが生まれた輝かしい場所、ベツレヘムへ・・・!とみんなで歌っているうちに、興味がわいたようで、「どこか行ってみたい場所はある?」と尋ねると「ベツレヘム!」と答えました。それがこの旅のきっかけでした。三大宗教の聖地があるエルサレムには私もずっと興味を持っており、さまざまな宗教に触れるよい機会にもなりました。

【イスラエルのなかのロシア】〜オリーブ山と嘆きの壁と岩のドーム〜

世界三大宗教の聖地があるエルサレム。イエス・キリストが十字架を背負い、ゴルゴダの丘まで歩いたとされるキリスト教徒にとっての聖なる道ヴィア・ドロローサから、イエスが昇天したとされるオリーブ山へ。

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△イエスが昇天した昇天教会

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△内部には、昇天するイエスの足跡が残っていました。

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△予言者の墓が並ぶ、真っ暗な洞窟!

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△1人1本の蝋燭を渡され、闇のなかを灯りをたよりにすすみます。

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△マグダラのマリア教会(ロシア正教会)の敷地にある十字架

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△ロシア皇帝アレクサンドル3世が、母マリアとマグダラのマリアのふたりのマリアを記念して建てた教会。

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△ゲッセマネの園に残る8本のオリーブの木は、ずっと受け継がれてきたものだそう。かつてこの辺り一帯はオリーブ林だった名残りで、イエスがここを訪れ祈りを捧げていたとされています。

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△マリアの墓の教会

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△オリーブ山の絶景を眺めながら、急勾配の坂をゆっくり下りていきます。点在する教会など見どころを巡ると、必ず可愛らしい猫に出逢いました。

そして、オリーブ山から神殿の丘へ移動します。

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△神殿の丘から見えたマグダラ・マリア教会。

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△予言者ムハンマドが天使を従えて昇天した場所に建つ、岩のドーム。イスラム教徒にとって第3のメッカといわれています。

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△ユダヤ民族の心のよりどころ、嘆きの壁(西の壁)

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△男性用。入り口に貸し出し用のキッパ(ユダヤ教徒の男性が頭にかぶる帽子)がありました。

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△女性用。壁に頭を寄せ手をあてて、祈りを捧げる人や涙を流す人。

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△壁の石の隙間に、願いを記した小さな紙を挟み込みます。壁に生えた草をつたって流れる夜露がユダヤ人の涙のよう・・・といわれています。

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△市場のチャイハナでは、水煙草やチャイを楽しむ人たち

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キリスト教徒は、ヴィア・ドロローサからオリーブ山へと巡礼し、ユダヤ教徒は嘆きの壁に集まり、キッパを頭に乗せた超正統派と呼ばれる伝道師たちが街を闊歩し、イスラム寺院からはコーランが流れメッカの方角へ向かって祈りを捧げ、世界中から信者が集まり、市場では生活が営まれています。