【日露交流年】日ロ合作映画『ソローキンの見た桜(В плену у сакуры)』

2019-04-16

2019年モスクワ国際映画祭では、『ソローキンの見た桜(В плену у сакуры)が上映されます。

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△モスクワ版“ロミオとジュリエット”とも称されるそのストーリーは、日露戦争時代に愛媛県松山市にあったロシア兵捕虜収容所を主な舞台に、運命的に出会った日本人看護師とロシア将校との愛、そしてその子孫を巡る不思議な運命が描かれています。

井上雅貴監督が奥様でプロデューサーの井上イリーナさんとともに温めて来た日ロ合作映画。

https://www.youtube.com/watch?v=e4EpAuFGDRc

△ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフ監督の日本を舞台にした映画『太陽』の製作に関わったことがきっかけとなり、通訳として参加していた奥様のイリーナさんと出逢い、ロシアでの映画製作を夢見るようになったという井上監督。その夢を実現させ、監督デビュー作となったSF映画『レミニセンティア РЕМИНИCЦЕНЦИЯ』(2016年公開)は、モスクワから300kmほどに位置する古都ヤロスラヴリを舞台に愛娘の美麗奈さんの出演で撮影し、国内外で高い評価を得ました(ラジオ・スプートニクHPからリュドミラ・サーキャン記者のインタビューをご覧頂けます)。

https://www.youtube.com/watch?v=z8q6hBY3_gM

△井上監督インタビュー

今回の『ソローキンの見た桜』舞台挨拶では、イリーナさんのお腹のなかにご夫婦の愛の結晶ともいえる第3子となるお子様がいらっしゃることが公表されるなど、愛に包まれてこの世に送り出されています。

https://www.youtube.com/watch?v=hddXmCUW-pQ

△予告編

https://www.youtube.com/watch?v=Qwb5t7rtvh4

△在日ロシア連邦大使館での製作発表会

https://www.youtube.com/watch?v=0wZPevvlmmU

△松山での撮影中のルポルタージュ(ロシア人民芸術家Народный артист Российской Федерацииの俳優Александр Домогаров出演)

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☆日ロ合作映画といえば、女優の栗原小巻さん主演3部作が有名で、ロシアでは今もとても人気があります。(「モスクワわが愛」がスクリーンに甦る!

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【日露交流年】モスクワ国際映画祭 2019で『ソローキンの見た桜』

4月18日〜25日にかけて、第41回モスクワ国際映画祭 2019(Московский Международный Кинофестиваль)が開催されます。1935年から開催されている歴史ある映画祭で、これまで新藤兼人監督が第2回(1961)の映画祭を含む3度もの金賞を獲得!また近年では、熊切和嘉監督が金賞(2014)を、そして俳優の浅野忠信さん(2014)や宮沢りえさん(2001)が最優秀女優賞を獲得するなど、日本作品も高く評価されています。

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24日には昨年2018年に日本映画祭で上映された『ソローキンの見た桜(В плену у сакуры)も上映されます。

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△スイスの高級時計・宝飾ブランドChopard社によるトロフィー。モスクワの紋章にもなっている聖ゲオルギー«Святой Георгий»をかたどっています。

モスクワ国際映画祭 http://www.moscowfilmfestival.ru/

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ドキュメンタリー映画『ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる』

2019-04-05

ロシアのアニメーション作家ユーリー・ノルシュテイン(Юрий Борисович Норштейн)のドキュメンタリー映画『ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる』が、公開されています。

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「話の話」「霧の中のハリネズミ」など数々の傑作を世に送り出し、あの手塚治虫や宮崎駿監督も影響を受けたと公言し、世界のアニメーション作家に神様と崇められているノルシュテイン。 

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 親日家としても知られ何度も来日しているノルシュテイン氏が、2003年には松尾芭蕉の連句を作品にした『冬の日』«Зимние дни» は私ももちろん見に行きました!

映像の詩人と言われるノルシュテインと、和の詩である俳句はとても相性がよく、しみじみとした季節の美しさや色や表情で紡がれるリズムのようなものが感じられました。

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△日本でノルシュテインといえば、杉並区阿佐ヶ谷にある映画館ラピュタ。ロシアでもなかなかスクリーンでは観る機会のないノルシュテイン作品を映画館のスクリーンで楽しめます。ロビーの壁面には、ノルシュテイン氏が2001年に来日した際に、ささっと描いたという絵とサインが残されています。“また会う日まで!“『ラピュタアニメーションフェスティバル』では、ロシアを含む東ヨーロッパなどまだ日本であまり紹介されていない世界中の優れたアニメーション作家の作品を特集したり、実際にノルシュテイン氏を招いてワークショップ等を実施。公式サイトにはユーリー・ノルシュテイン情報サイト「ユーリー・ノルシュテインの仕事」が開設され、ノルシュテイン関連の出版物も魅力的です。

そんなノルシュテイン氏がロシアの文豪ニコライ・ゴーゴリの小説『外套』をもとにアニメーション制作を続けて30年・・・!

△予告編。

長年ノルシュテインと親交を持つラピュタ阿佐ヶ谷の館主でもいらっしゃる才谷遼氏が監督を、児島宏子さんが通訳・翻訳を務め、モスクワにあるノルシュテインのスタジオを訪れ、製作や作家に迫るドキュメンタリーです。

いつか観たことのない新しい『外套』がラピュタ阿佐ヶ谷で上映される日を心待ちにしています!

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