【トレチャコフ美術館】新館でイリヤ・レーピン展

2019-04-26

ロシア美術の殿堂と言えば、モスクワのトレチャコフ美術館とサンクト・ペテルブルクのロシア美術館です。その2大美術館の誇る世界最大のコレクションを中心に、今年最大規模の展覧会『イリヤ・レーピン展』が、今モスクワの新トレチャコフで開催されています!(会期3月16日〜8月16日まで)

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△モスクワのトレチャコフ美術館は本館と20世紀以降の作品を展示する新館に分かれています。『イリヤ・レーピン展』はこちら新館のホールで大規模に展示されています。

レーピンの名前は、日本はもちろんロシア国外ではそれほど有名ではありませんが、文学でいうドストエフスキーやトルストイ、音楽でいうチャイコフスキーやムソルグスキーと同じくらい、ロシアでは国宝級の画家として尊敬されています。

ロシア革命に至る激動の時代を生きた写実主義の画家イリヤ・レーピン(Илья Ефимович Репин 1877~1930)。傑作の数々は、どれも、描かれた人物の人生ドラマがこちらに迫ってくるような力を持っています。

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△こちらを睨みつけてくる『皇女ソフィヤ(«Царевна Софья Алексеевна через год после заключения её в Новодевичьем монастыре»)』は、2012年にイリヤ・レーピンの日本初となる本格的な回顧展がBunkamura ザ ミュージアムで開催されたときにも大きな話題となりました。(☆レーピンが誘う芸術の秋!

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△『ヴォルガの舟曳き』Эй, ухнем!の歌声が聞こえてきそう・・・!

トレチャコフ美術館の公式YouTubeチャンネルでは、ユニークなPR動画をご覧頂けます。

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△なんとレーピンの傑作『思いがけなく(Не ждали)』が動き出します!この1分弱の動画に、まさにレーピンの絵画をみたときの身体中に走るなんともいえない感情がうまく表現されています・・・!流刑されていた活動家が家族のもとに帰って来た・・・!

△Выставка «ИЛЬЯ РЕПИН». Официальный видеоролик

続く動画『イリヤ・レーピン展ツアー Экскурсия по выставке «Илья Репин»』では、展覧会の様子や絵画の見どころが丁寧に解説されています。ぜひ展覧会で本物を鑑賞したいです!

 

(※チケットは事前予約制。インターネット公式サイトか美術館チケット売り場にて予約購入出来ます)

☆Новая Третьяковка(トレチャコフ美術館新館)

https://www.tretyakovgallery.ru/for-visitors/museums/novaya-tretyakovka/

住所:Крымский Вал, 10

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【北の都サンクト・ペテルブルク】地下鉄とマヤコフスカヤ駅

北の都サンクト・ペテルブルクで、地下鉄に乗車しました!

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△なんと、カードではなくジェトン!以前はモスクワもこんなコインが使われていたそうです。私が初めてモスクワへ来た2007年にはすでにモスクワではメトロ・カードが使われていましたので、私にとっては生まれて初めてのジェトン体験。

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△長いエスカレーターや車両はモスクワとそれほど違いはありませんが・・・モスクワとサンクト・ペテルブルクには同じ名前の駅がいくつかあり、比較してみると楽しいです。

たとえば詩人マヤコフスカヤの名がつけられたマヤコフスカヤ駅はこんな風に違います。

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△サンクト・ペテルブルクのマヤコフスカヤ駅

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△モスクワでも最も美しい駅のひとつとして人気のあるマヤコフスカヤ駅。

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△エスカレーターでホームに上がると、天井にはマヤコフスキーの詩をモチーフにした世界が広がります。

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△マヤコフスキー像の前では、音楽が!(☆モスクワ・メトロ・ミュージック 2018

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△地上へ出ると、北京ホテルを背景に立つマヤコフスキー像!