【英国のなかのロシア】ビートルズもマトリョーシカに⁉︎実はロシアとも縁の深いリヴァプールのおすすめ観光スポット

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イギリス国内の人気旅行先のひとつ、リヴァプール。ロンドンから北へ列車でおよそ2時間半の港町なので日帰り観光も可能です。サッカー、ビートルズ、そして実は・・・知られざるロシアとも縁の深い都市です。お馴染みの観光地についてはお写真をメインにさらっと、ロシアナが見つけたロシアなリヴァプールを中心にご紹介します。

【チャンピオンズ・リーグ決勝開催地、ロシアから変更・・・】

この日はなんとチャンピオンズ・リーグ決勝でリヴァプールとレアル・マドリードが対戦する日。

ロンドンからの列車も駅前もパブも、地元リヴァプールのサポーターがいっぱい!日本人の南野拓実選手も所属していました。

 

実は、開催地は、ロシアのサンクトペトペテルブルクにあるゼニト・サンクトペテルブルクのホームスタジアムで開催される予定でしたが、ロシアのウクライナ侵攻によりフランス・パリでの開催になりました。

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☆モスクワでゼニトの試合を観戦!→【スポーツ】ロシア国内プレミア・リーグ観戦!ロコモチフ・モスクワ VS ゼニト・サンクトペテルブルク

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【ビートルズ・マトリョーシカを探せ!】ビートルズの博物館はもちろん、街はビートルズでいっぱい!

△ジョン・レノンの眼鏡や愛用の楽器など、貴重な私物コレクションが並びます。もちろん館内にはビートルズの曲が流れていて、ちょうど現地校のハウス・カラー(黄色)にかけてハウス ・ソングに選ばれた『イエロー・サブマリン』を口づさむ息子。

 

ビートルズを輩出したリヴァプールならでは!バンドのはじまりから今日までをたどります。ビートルズが初ライブを成功させたカスバ・コーヒークラブについても。

 

△来日に関する展示もあれば・・・

△ビートルズ・マトリョーシカも!冷戦時、西側プロパガンダと見なされていたビートルズの楽曲は、ソ連国内で自由に聞くことができませんでした。しかし人々は、禁じられていた西側のジャズやロックなどの音源を、使用済みのレントゲンフィルムに焼き付けて製作された”ろっ骨レコード“で聴いていました。私の勤務していたロシア国営国際ラジオ局『ロシアの声』(現在の『ラジオ・スプートニク』、旧『モスクワ放送』)日本語課のDJ西野肇さんが、担当していた音楽番組でビートルズを流してしまった武勇伝は今も語り継がれています・・・(☆ビートルズの聖地!?アビーロードの横断歩道と『Back in the U.S.S.R.』赤の広場野外ライブ

△博物館のそばには、まだ駆け出しの頃にビートルズがライブを重ねたキャバン・クラブ!実際に入り、ライブを楽しむことができます。

 

△The Beatles Pier Head

 

【リヴァプール博物館でも・・・マトリョーシカ ⁉︎】ユネスコの世界遺産に登録されていた海商都市リヴァプールでしたが、港には近代的な建物が増えて・・・なんと取り消しに!?

 

ランチは、ミュージアム・カフェにて、リヴァプールのお袋の味の羊肉シチュー「スカウス(Scouse)」を試食!

時代やテーマに分けて、リヴァプールの歴史を学ぶことができる博物館。

 

△大人気だった無料カラオケ・スタジオ!みんな大音量でビートルズをかけてノリノリで歌っています♪ミュージアムショップには、またしてもビートルズ・マトリョーシカ !?

さまざまな国との貿易についての企画展も。リヴァプール市内には世界の都市にちなんだ名前も多く残っています。「Russian Avenue」「Moscow Drive」「Kremli Drive」など地図にはロシアに関係する通りもいくつかありました!ロシア食材店「Baltika」

 

 

【建築探訪・・・ロシア風玉ねぎ屋根と時計塔、ロシア正教会】

かもめの鳴き声をききアイスクリームを食べながら、青い空と青い海に挟まれて、ロンドンとはまた全く違う雰囲気の建物を眺めながら海沿いを歩くてだけでも楽しい町歩き。

 

△緑色の玉ねぎ屋根はロシアの教会屋根に影響を受けた建物は、かつてAdelphi Bankでしたが、現在はCafe Nero(Castle Street)

 

 

ロシア正教会(Church Of St Elisabeth The New Martyr) Wallasey CH45 5DR

△Queen Victoria Monument

△The Dockers Clock at Salisbury Dock ヴィクトリアン・ゴシックの6角柱の時計塔についている6つの時計は、どの方位からも見ることができ、このような時計は、世界にたった2つ、リヴァプールとロシアにしかないのだそうです。

【タイタニック】レオナルド・ディカプリオ主演の映画『タイタニック』で有名なタイタニック号は、ここリヴァプールから出航しました。1912年4月14日深夜、氷山に衝突して浸水、乗客の心を慰めるためヴァイオリンで賛美歌の演奏が続くなか大西洋沖に沈んでいった悲劇の豪華客船・・・沈没船の撮影のためにはロシアの調査船や深海探査艇ミールが使用されました。

△タバコの倉庫が廃墟に・・・!?と思った壊れかけの赤煉瓦の建物、なんとタイタニック・ホテル(Titanic Hotel Liverpool)

ほかにも、この旅では見つけられませんでしたが、ロシアから製法が伝えられた『リヴァプール・ウォッカ』や『Liverpool Organic Imperial Russian Stout』などもあるそうです。

参考:10 places in Liverpool and Merseyside that are linked to Russia – Liverpool Echo

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