【英国のなかの日本】クイーンズ・ギャラリーで『日本の芸術 JAPAN: Courts and Culture』開催中

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バッキンガム宮殿のクイーンズ・ギャラリー(The Queen’s Gallery, Buckingham Palace)では『日本の芸術 JAPAN: Courts and Culture』開催中。(~2023年3/12)日英350年間の外交関係を貴重な写真や資料で振り返り、皇室と王室で大切にされてきた両国が誇る芸術品を愛でることができる展示になっています。

△衛兵交代を前にたくさんの人が集まるバッキンガム宮殿前

△王室コレクションを一般公開するために1962年にエリザベス女王と故エジンバラ公フィリップ殿下によって開館。2002年にリニューアルされました。

 

△日本から英国への初めてのディプロマティック・ギフトとして、1613年にジェームズ1世に贈られた甲冑は、ロンドン塔で展示されていました。(☆世界遺産ロンドン塔を満喫!おすすめレストランと夜の鍵のセレモニー

 

△1975年、三木武夫総理から女王に贈られた四角い花瓶は陶芸家の濱田 庄司のもの。イギリス人陶芸家バーナード・リーチとともにコーンウォール州セント・アイヴスに築窯して、ロンドンで個展をひらくなど、英国で陶芸を広めました。自作の犬の毛のブラシで塗った青緑色の釉薬が使われています。

 

 

△(左)1670年の地図に日本が書かれています。(右)ヴィクトリア女王の息子にあたるアルフレート王子は、王室として初めて1869年に日本を訪問しました。

△後のジョージ5世が王子時代1881年10月に日本を訪れたときの日記。人力車や箸での食事、甲冑の試着などに着いて書かれているそう。日本でドラゴンとトラの刺青をしたことはコロナ時に参加したレクチャーで知りました。(☆Superdry 極度乾燥(しなさい)と日本の「彫り物」文化)日本の骨董品店で購入したポット&カップも。

△ヴィクトリア女王の息子アーサー王子が奥様とともに1890年に訪日した際の日記。押し花や芸者の写真、皇居での晩餐会メニューなども・・・。

△帰国後、ヴィクトリア女王の前で日本にインスパイアされた活人画(tableau vivant)を披露した時の様子。

△1921年に昭和天皇が訪英した際の晩餐会では、ラムのオリエンタル風などがメニューに記されており、バンドが『マダム・バタフライ』を演奏したそうです。ウィンザー城のステートメントアパートメントには記念の紋章が残されていました。(☆【英国のなかのロシア】日帰り旅 英国女王が週末をすごす世界最大最古のウィンザー城でみつけたロシア)(☆【英国のなかの日本】ロイヤル・オペラ・ハウスで『蝶々夫人』

 

△夕暮れどき、グリーンパパークから見たバッキンガムパレス。1897年に英国に渡り、この町がすっかり気に入り、40年間英国で絵を描き続けた牧野 義雄の一枚。「長い年月と霧が建物を美しくしている」

 

△クイーンズ・ギャラリーなので、まだまだジュビリー・グッズがたくさん!

 

△ヴィクトリア駅周辺もプラチナ・ジュビリー にあわせてコーギーをモチーフにしたアート・トレイル!

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