英国王室御用達トワイニング本店でアールグレイ!

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英国王室御用達の紅茶トワイニング(Twinings)の本店(216 Strand)。

△通りに面した扉から奥へ、細長い紅茶の回廊のような店舗には、トワイニングの紅茶の歴史と自慢の味が詰まっています。

創始者トーマス・トワイニングが1706年にロンドンで開店した当初は、なんと「トムズ・コーヒーハウス」でした!当時はコーヒーを片手にビジネスをしたりお洒落な英国紳士たちの格好の社交場だったそうです。一方、上流階級の女性たちは自宅で紅茶を楽しむことが流行していました。トーマス・トワイニングはそこに商機を見出し、コーヒー店で紅茶も売ること、そして男女を問わず誰でもコーヒーや紅茶を楽しめる場を提供しようと、「The Golden Lion Tea and Coffee House」へ。当時のロゴマークには金のライオンが描かれていました。その後、紅茶専門店のトワイニングへと名前を変えていきます。

△現在のような外観になったのは1787年。創始者たちへのリスペストを込めて金のライオンが横たわっています。トーマスの息子ダニエル・トワイニングは海外輸出へ貢献し、ダニエル亡き後は妻のメアリーがビジネスの手腕を発揮し、21年もの間女性として異例の活躍を見せました。

そして、トワイニングといえば、アールグレイ!

△1831年にトワイニングが世界で初めて、ベルガモットで香り付けしたフレーバー・ティーの「アールグレイ」をブレンド。当時のチャールズ・グレイ首相(第2代伯爵2nd Earl Grey)の名を冠してアールグレイ(グレイ伯爵)と名付けました。現在の第7代グレイ伯爵も、トワイニングのアールグレイを愛飲しているそう。

△1937年に、ヴィクトリア女王から王室御用達の証ロイヤルワラントを授かり、その後も今日まで素敵な紅茶の広告を出したり、ティーバックを販売したり・・・紅茶の世界をリードしていきます。

 

△試飲コーナーもあり、豊富な種類の中からお気に入りの茶葉を選ぶことができます。歴史を知って、コーヒー豆も欲しくなりました!珍しいところではココアもあります。

△お土産にぴったりなロンドン・エディションのアールグレイ!

今では、どのメーカーでもブレンドされ、世界中の人に愛されているアールグレイですが、ぜひトワイニングのアールグレイでティータイムはいかがでしょう?

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英国のお気に入り、アールグレイチョコはこちら☆【英国のお気に入り】プレスタのアールグレイ・チョコ

ちなみに、本家トワイニングではありませんが、ロシアではお土産としてロシア限定「ロシアン・アールグレイ」も人気がありました。こちらは、スコットランドのリプトンのものです。(関連☆【今日のロシア】リプトン ロシアン・アールグレイ

 

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