30年かけて、ゆっくりと、前に進んできたけれど・・・

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(2022.3.10)ロシア市民に愛されていた世界の企業が、日本の企業が、業務を一時停止してロシアを去っていきます。どうしたら平和への祈りが届くのか、こういう形でしか平和への道をみつける手段がないことが、悲しいです。

日露交流の歴史のなかで、2019年、日露交流年が開催されました。

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その後、突如世界を襲ったコロナ禍でも、この30年の歩みを辿る写真展が開催されました。(関連☆【モスクワ通信】新生ロシア連邦の誕生から30年・・・モスクワの10年をプレイバック!

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ステイホームでも楽しめるようにとインターネット・ミュージアムも開設されました。(関連☆【モスクワ通信】コロナ禍の新たな楽しみ方!インターネット・ミュージアム 「日本のなかのロシア」オープン!

 

それが今、マクドナルド が、Appleが、スターバックスが、丸亀製麺やユニクロも、撤退もしくは営業停止になってしまいました。

ソ連時代に西側諸国のファーストフード店がモスクワにオープンしたときの熱狂と大行列の写真は、1号店の入り口に飾られていました。ロシア限定メニューやFIFAワールドカップロシア初開催のときには公式マスコットのグッズがもらえるハッピーミールもご紹介しました。ロシアにある世界最北のマクドナルド だって、行ってきました。

関連(ロシアのマクドナルド)

【オーロラ・スポット!北極圏ムルマンスク】街歩き①憲法広場と世界最北のマクドナルド

【モスクワのファーストフード事情】2017 〜Макдоналдс マクドナルド〜

 

2007年、スターバックスがオープンした年はちょうど私がロシアナとしてモスクワで生活を始めた年でした。紅茶大国ロシアにおけるコーヒーの流行を肌で感じました。ブログでご紹介したモスクワ限定マトリョーシカ ・タンブラーは問い合わせが殺到して大人気のお土産になりました。

関連(スターバックス)

【モスクワのカフェ】СТАРБАКС КОФЕ スターバックス コーヒー 2017

スターバックス潜入!2007

ソ連時代のイメージからロシアはかなり遅れているように感じますが、再びモスクワで生活をはじめた2017年には、日本よりもIT化が進んでいることに驚きました。タクシー配車はすでにアプリが一般的になっており、フードデリバリーのシステムも充実、新型コロナウイルスによるオンライン授業もすぐに始まりました。

【ロシアあるある】ロシアはサイレント!携帯電話のシャッター音

【モスクワの交通事情】タクシー事情 2017〜ヤンデクス・タクシー〜

【モスクワの交通事情】タクシー事情 2017~ゲット・タクシー〜 

【モスクワの流行】日本はウーバーイーツ流行中!ロシアは徒歩で!?フードデリバリー

日本の企業もどんどんモスクワへ・・・!日露関係はよく“ロシアの片思い“と表現されますが、ロシアにおいて日本のイメージはとてもよく、高価でもそれに見合うだけの高品質で日本製品はつねにセレブ層を魅了してきました。寿司ブームも定着し、うどんやラーメンなどもロシア語になって和食も大人気。

【モスクワのなかの日本】丸亀製麺 МАРУКАМЭ

2007年から2019年、そして10年後の2017年から2020年、モスクワの今を発信してきたこのブログが、未来へつづく進化の過程をお伝えしていくものから、過去の記録になってしまうかもしれないなんて・・・

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