【ロシアのスーパーマーケット】帝政ロシア時代にタイムスリップ!«Елисеевский» エリセエフスキー

2019-12-03

ロシアの観光名所のひとつとしても人気のある食料品店エリセエフスキー。一歩足を踏み入れると、そこには別世界が広がり帝政ロシア時代にタイムスリップしたかのよう・・・!初めてのロシア旅行でここを訪れたときの衝撃をいつも思い出します。

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△1901年”Магазин Елисеева и погреба русских и иностранных вин”として創業した当時の雰囲気を色濃く残す重厚でゴージャスな内装や見事なシャンデリア、ステンドグラスに優美な柱・・・そのすべてに圧倒されます。カラフルで雑多な食材やカートなどとの今昔コントラストも秀逸!かつてはГастроном № 1(ガストロノム ノーメルアジン)と呼ばれ、モスクワ市民に親しまれてきました。ロシアでは珍しかったオリーブオイルや珍しいチーズ類、コーヒー&紅茶など、ここでいち早く展開され人気が広がっていった食品も多いそうです。2003年頃からは大手スーパーチェーンの«Алые паруса»と提携しています。

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△場所柄、地元ロシア人というよりも観光客が多い場所ではありますが、ずらりと並ぶ野菜や果物、お肉、冷凍食品などロシアの台所事情を覗けるのは楽しいですし、せっかくですので食料品はもちろん気になるお惣菜をあれこれ購入してみるのもおすすめです。私はここで、本で読んでからずっと興味を持っていたロシア料理“煮こごり”や“毛皮を着たニシンのサラダ”に出逢い感動しました!

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△アルコール売り場へ向かう通路の上に、このお店の創始者でオーナーだった大富豪グリゴリー・エリセエフ(Григорий Григорьевич Елисеев)の肖像画。お店の名前は“エリセエフのお店”という意味です。

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△エリセーエフスキーのかつての姿が白黒写真で展示されているミニギャラリー。全く変わっていません。この建物は18世紀末に建築家Матвей КазаковによってЕкатерина Козицкаяの邸宅として建てられました(トヴェルスカヤ大通りとКозицкий横町の角に建っています)。その後、Зинаида Волконскаяの芸術サロンとなり、なんとあの詩人プーシキンやチュッチェフもここを訪れていたのだとか・・・!

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文化人が集い、お酒を飲み前菜をつまみ、優雅に音楽にあわせて踊ったり詩の朗読もしたのかもしれません。また、この食料品店で詩人マヤコフスキーがサラミを買ったなんていうエピソードもたくさん。想像するだけでワクワクします。ここからプーシキン像のあるプーシキン広場は目と鼻の先ですし(【モスクワで出逢う偉人シリーズ】国民的詩人プーシキン)、その先にはマヤコフスキー像の立つマヤコフスキーの名のついた地下鉄駅があります。

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△チョコレートをはじめお土産に喜ばれそうなパッケージの食材も多く、ここを見学して記念にお土産を購入するツアー旅行も多いようです。実はエリセーエフは、モスクワの前にサンクトペテルブルクのネフスキー大通りにもエリセーエフスキー食料品店を開店していました。初ロシア旅行の記念に、私は二大都市のエリセーエフスキーを訪れ、記念のお土産にファべルジェエッグ型の紅茶を買いました。(☆【水の都サンクト・ペテルブルク】ファベルジェ博物館 ☆【北欧スェーデンのなかのロシア】ファベルジェ・エッグ!

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赤の広場からの目抜き通りトヴェルスカヤ通り沿いの店舗は、クラシックな街並がつづき目立つ看板がないため外観からは少し入口が分かりにくいようですが、入口を入り、右手側がエリセーエフスキー、左手側がソ連風ファミリーレストランのВареничная №1 (ヴァレニチナヤ・ノーメル・アジン)になっています。

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«Елисеевский» 

Address: Tverskaya St, 14, Moscow