【今日のロシア料理】海燕

2015-02-17

少し前のことになりますが、2月7日は日本では『北方領土の日』でした。今や何でも“ゆるキャラ“がPRしてくれる日本ですが、北方領土のイメージキャラクター“エリカちゃん“のツイートもずいぶん話題になりました。この日、私はちょうど新宿で用事が終わり、寒いのでみんなでロシア料理でも・・・ということに。現在地から近い順に、高田馬場『チャイカ』→新宿『スンガリー』西口&東口と電話しましたが、なんとどこも予約で満席とのこと!たとえ“北方領土の日“でも、寒い冬には特にロシア料理が恋しい日本人が多いことを改めて実感する出来事でした。

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 △さて、そんな私たちが次に電話したのが本郷『海燕』でした。(外観写真はこちらより転載)中華料理のような店名ですが、ロシアの文豪ゴーリキーの『Песня о Буревестнике(海燕の歌)』から名付けたというロシア料理店です。4人テーブルが4つほどのこじんまりした店内ですが、東大教授のお気に入りランチスポットにも選ばれたそうで、お得なランチ時はいっぱいにも。

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△自慢の味で勝負!という雰囲気のマスターですが、メニューやカウンターの棚にはマトリョーシカなどの可愛らしい小物も。

荒波を飛ぶ燕のように、無骨な髭とハリのある低音の声が魅力のマスターがおひとりで切り盛りなさっています。お料理から接客まですべてなさっているので、お忙しそうでなかなかゆっくりお声をかけられませんが、 ウクライナで修行なさったという味は本格的!

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 △やっぱり、冬はボルシチ!具材がごろごろと楽しめるウクライナ風です。お肉はブイヨンでとり具材としては入っていないため、コクがあるのにさっぱりとして野菜のうまみをしっかり感じられます。

 

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△見た目もきのこみたいで可愛らしいきのこのつぼ焼き“グリヴィ スメターニャ“。鶏肉などをいれていわゆるシチュー風にしてしまうお店も多いのですが、こちらのお店はボルシチ同様に、シンプルにたっぷりのマッシュルームを濃厚なスメタナで煮込んでいます。

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△“キエフスキーカツレツ“。縦にナイフをいれるとバターがとろり・・・!鶏肉はミンチ状にしてからまるめて成形してあるのでふんわり柔らかく、外の衣がカリッと、中身はふんわり、さらにそのなかからバターと肉汁が溢れるという一皿。夜はこのキエフスキーカツレツをメインにしたウクライナコース(4000円)やシャシリクをメインにしたグルジアコース(3000円)、モスクワコースにカイエンコースがあります。

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△揚げピロシキ。お持ち帰りもできるそうです。カルトーシカ(じゃがいも)の切り方もピロシキの包み方も、愛情たっぷり男の料理!という感じですね^^

 

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△食後はロシアンティー。バラのジャムが添えられていました。ロシア人はとにかくバラが大好き!香りもよく私も大好きですが、ロシアでお紅茶をいただくときには果物のジャムが多いように思います。ロシア人の友人は、バラジャムといえば、ロシアよりもブルガリアかな!?と言っていました。

今度はぜひランチで自慢のロールキャベツをいただいてみたいです!

 

 

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【今日のロシア】WORLD BREAKFAST ALLDAYでロシアの朝ごはんレポート

2015-01-10

昨年こちらでもご案内しました、世界の朝ご飯を楽しめるWORLD BREAKFAST ALLDAYへ行ってまいりました。1、2月はロシアの朝ごはん

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おなかを空かせて目覚めた朝、まるで朝日を浴びるために窓を開けるように、中央のちいさな扉を両手で引いて店内へ。

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裏面にイングリッシュブレックファーストなどの定番メニューもありますが、やはり注目は表面いっぱいのロシアメニュー。

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朝ごはんプレート1650円以外に、ボルシチやデザート、飲み物も。ロシア風に⁈カフェでも朝からアルコールがありました。ロシア地ビールБалтикаバルチカもありましたが、800円とかなり高価。日本では仕方がないのでしょう。(ロシア地ビールについて☆関連過去記事はこちら

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飲み物は、ベリージュースのморсモルスと蜂蜜とスパイスを溶かしたあったかいсбитеньズビーチェニにしてみました。モルスはお店ですり潰しているというだけあって濃厚で、すぐりも入っていました。ズビーチェニは、寒い冬に屋台で湯気をたてていたのを見つけ、凍った身体を温めるために足踏みしながら飲んだのを想い出しました。(モルスについて☆関連過去記事 大好きモルスロシアンスイーツつるこけももの砂糖衣がけ

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そして、こちらがロシアの朝ごはんプレート。

蕎麦の実のカーシャは、ロシアの声の社食のものは蕎麦の味が強く口のなかでパサパサ粒を感じますが、こちらのは白くふっくらと粒が大きくてねっとりと優しい口当たりに仕上がっていました。また、お砂糖をたっぷり入れてオートミール風に食べるロシア人もいるのですが、こちらのカーシャは甘くはありませんでした。(カーシャについて関連過去記事☆ロシア・スーパー探検!その1

他にもロシア人の大好物キノコのマリネ。とても丁寧に味付けされている印象でした。ロシア料理はどれも比較的味付けはシンプルで、素材の旨味に塩や酢、砂糖、ニンニク、レモンなどを加えただけのお料理も多いため、出汁をとったりする和食の奥深い味に驚く方も多いようです。
ビーツのサラダは、ロシアでよくあるダイス状にカットされていました。上に香草укропврディルが乗っていましたが、ロシア料理はとにかくなんでも、この香草たっぷり!タイ料理のパクチーまで強烈ではありませんが日本のものよりロシアのものは野性味が強い味なので、ご旅行ではちょっと苦手な方も…。こちらでもそういった配慮もあるのでしょうか、混ぜずに乗せてありましたが、香草本来の形も楽しめていいですね^_^

ブリヌイはロシア風クレープとも呼ばれています。もっちり厚手の生地で、甘いデザート感覚はもちろん、こちらのようにサーモンやイクラ、スメタナなどを包んで食べるのがいかにもロシア風ですよね!

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カッテージチーズとサワークリームとヴァレーニエ(果物の果肉が感じられるくらいに煮込んだコンポートみたいなもの)を合わせたデザート。帰国して一番恋しいロシアの味は?と尋ねられたらтворог。カッテージチーズとサワークリームとヨーグルトと生クリームを合わせたような乳製品で、乳脂肪分のパーセンテージによって味わいが違い(日本の生クリームみたいにロシアでは牛乳もパーセンテージごとに種類豊富)、こっくりと濃厚で美味しいんです。このтворогにヴァレーニエを合わせて、私もよく朝ごはんにしていました!

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ちなみにテーブルには三角形に折られた小さなロシア紹介が!開いていくと…

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記念に持って帰ることができます。店内もロシア宇宙モチーフのポスターがあったり、ロシアラジオ(この日は、クラスノダールのKIDS FM)が流れていたりと雰囲気を楽しめます。

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ボルシチにピロシキ、ロシアンティというような日本人にも親しみのある定番ロシアメニューではなく、普段なかなか食べる機会がないメニュー盛りだくさんでワンプレートにした意欲作!
ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?

ご馳走さまでした!

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【今日のロシア】ロゴスキー深沢カフェ

2013-08-21

ずっと行ってみたかったロゴスキー深沢カフェさん。 先日このブログでもご紹介した渋谷ロゴスキーさんから少し足をのばし…駒沢公園近くの、緑が気持ちいい、オシャレなお宅やお店が並ぶエリアにあります。

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落ち着いた雰囲気で居心地のよい店内。

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1950年代創立のロシア料理店ロゴスキーさんがプロデュースなさっただけに、渋谷本店同様、旧ソ連時代の貴重な雑貨も展示されています。

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△カウンターテーブルには、かつての紙幣も!その大きさにびっくり‼

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もちろん、お土産用の雑貨も!一番人気は動物マトリョーシカだそう[ひらめき電球”> さて、豊富なメニューから選んだのは…暑い季節にもってこいの冷たい前菜&サラダランチ。 もちもちふわふわラブラブ丁寧に焼き上げられたブリヌイつきで一日限定8食!

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そしてこちらは、スペシャルランチセット。前菜盛り合わせにボルシチ、ペリメニ、ピロシキ、つぼ焼き、デザート盛り合わせ(ジャム入りの日本流ロシアンティーも、美味しいですよね!)

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ロシアのペリメニは、サワークリームをこってりとかけたお味が一般的ですが、ロゴスキーさんのペリメニは、お酢をかけて頂きます!さっぱりしていて、いくらでも食べられそう! ピロシキとつぼ焼きは、中身を選べるのも嬉しい! ランチタイム終了後、ロゴスキーの最初のメニューまでみせて頂きました[キラキラ”>

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裏には日常ロシア語会話も!私ハアナタガ大好キヨ

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なんと、ロゴスキーの横地美香さんは、幼い頃、お家での挨拶がろしあごだったそう!
最後には、皆様と記念撮影もしていただきました^^

1951年に日本初のロシア料理店としてお店を開いた初代からの味と想いを、大切に受け継ぎ進化させているロゴスキー深沢カフェさん美味しい時間をごちそうさまでした!

渋谷ロゴスキー物語もぜひご覧下さいね !

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