【今日のロシア】サンドリヨンの黒パン

2015-02-24

 

スクリーンショット 2015-02-24 16.57.30

ロシアの声アナウンサーとしてモスクワへ経つ前、ロシア大使館などロシア関連のイベントでよくお見かけしたサンドリヨンさんの黒パン。気温も湿度もロシアとは違う日本で、なかなか味わうことのできない本場の黒パンを!との想いから試行錯誤を重ね、ロシアから直接輸入したライ麦粉を使用して製造されていました。

スクリーンショット 2015-02-24 17.02.01

また、“ロシアのシンデレラ“という名前のドライフルーツ(レーズン・オレンジなど)とナッツ(くるみ)をラム酒やブランデーで漬け込んだものがたっぷりと入ったパンも合わせて人気がありました。モスクワで風の噂でご主人様が亡くなったと伺いましたが、現在は奥様がその意思を引き継いで、秋田市で新生・ベーカリーサンドリヨンを営業していらっしゃるそうです。本格派の黒パンやロシアのシンデレラは今も人気があるほか、秋田の食材を使ったピロシキもあるそう!

住所: 〒018-3325 秋田県北秋田市元町8-19 TEL: 0186-84-8072

画像と詳細はこちらのページから転載させていただきました。

 

【今日のロシア】イクラ食堂の黒パン

 

スクリーンショット 2015-02-24 15.26.22

宇宙とロシアを愛するИКРА イクラ食堂・黒パン工房さんの黒パンをいただきました!やや独特の酸味があって噛めば噛むほど風味が楽しめる懐かしい黒パンの味。ロシアのパン売り場では、白いパンから灰色パン、そして黒パンまでグラデーションになって、お好みに合わせて黒パンを選ぶことが出来ますが、こちらのイクラ食堂さん特製黒パンは本格的ながら癖が強すぎず優しい味わいですので、日本で普段あまり黒パンをお召し上がりにならない方でも美味しく頂けそうです。

スクリーンショット 2015-02-24 15.15.26

 △ロシアでもよく売られているサイズ(大)といろいろな黒パンを少しずつ味見できるサイズ(小)があります。可愛らしい絵が描かれた黒パンは、ロシアでも見たことがありません!素敵なアイディアですね!プレーンの黒パンには、こちらの黒パン工房のキャラクターでもあるペリョーバ(過去や未来を行き来できるワタリガラス)があしらわれています。

スクリーンショット 2015-02-24 15.53.24

△プレーンの黒パン、くるみの黒パン、クランベリーとアーモンドの黒パン、いちじくの黒パンがお選び頂けます。それぞれ描かれている模様も違っています。

 

オリジナルで考案されたというこだわりのレシピは、まずライ麦などの材料を丁寧に石臼でひき、それをもとにロシア人の大好きなライ麦を発酵させた飲み物КВАС(クワス)を作ります。そしてこのクワスを種にして、イクラ食堂特製の黒パンを作るという二段仕込み!(過去関連ブログ☆夏の飲み物といえば・・・КВАС(クワス)!

スクリーンショット 2015-02-24 15.36.21

△黒パンのみならず、林檎やサツマイモ、ボルシチに使われるビーツやきゅうりまで(!)旬の野菜や果物をつかった天然酵母パンを製造・販売されているイクラ食堂さんならではの製法。

スクリーンショット 2015-02-24 15.15.47

△日本では熱々ごはんか軍艦巻きなんていうイメージのイクラですが、塩気の強いロシアのイクラは、バターやスメタナをたっぷりのせた黒パンやブリヌイ(ロシア風のクレープ)によく合います。ヨーグルトと生クリームを混ぜてつくる即席“スメタナ“ですが、同封されていたちいさな紙には、オススメの食べ方&保存法以外に、日本で売られているヨーグルトメーカー各社で作ってみた際の味の比較がついていました。

スクリーンショット 2015-02-24 16.03.06

△ほかにも、古代小麦のペリョーバクッキーや、ネズの実風味の北斗七星クッキー(7枚を並べて食卓に北斗七星を輝かせることができます!)などのお菓子もあります。セルゲイ・コズロフ原作で、ユーリー・ノルシュテインによってアニメ化された傑作『霧のなかのハリネズミ』でも、はりねずみとこぐまが、ネズの木の小枝で温めたサモワール(ロシアの湯沸かしポット)で紅茶を淹れて、星の数を数えながら過ごす温かく満ち足りたお茶の時間がありました。まさにイクラ食堂のお菓子の雰囲気にぴったりですね!

スクリーンショット 2015-02-24 16.12.33 スクリーンショット 2015-02-24 16.13.28

木いちごジャムと、森の恵みジャム。そして年末年始のクリスマスシーズンに雑貨屋mitteさんに伺ったときには、ロシア版サンタクロースのジェド・マロース(寒波おじいさん)と一緒にやってくる雪娘のなんとも可愛らしいクッキーもありました。

 

スクリーンショット 2015-02-24 15.01.33

日本でも使われているロシア語のひとつИКРАイクラは、ロシアでは“魚の卵“を意味します。(日本のイクラは赤いイクラ、キャビアのことは黒いイクラと呼び分けます)。そんな小さなオレンジの球体に、生命や星、そしてその先に広がる宇宙を想って名付けられたというイクラ食堂さん。

スクリーンショット 2015-02-24 15.15.07

△関西を中心に素朴で家庭的なシベリアのお料理のケータリングをなさっていますが、月に一度、黒パンやお菓子をネット注文することもできます。日本でも自宅で黒パンが楽しめるんですね!

スクリーンショット 2015-02-24 15.14.49

 

△イクラ食堂さん特製マトリョーシカ!公式サイトのメニューアルバムでもご覧頂けますが、いつも宇宙愛でアレンジなさっているところも特徴です!バレエやクラシック音楽、フィギュアスケートなどとともに、宇宙は、日本とロシア(ソ連から)が最も深く長く結びついてきた分野です。

日本にこんな素敵な黒パン工房があるなんて、ロシアの方が知ったらさぞ喜ぶことでしょう!すでに宇宙食としても重用されている黒パンですが、日本人&ロシア人飛行士が活躍する国際宇宙ステーションの宇宙食にイクラ食堂の黒パンが選ばれたら・・・夢があります!

 

 

 

【今日のロシア料理】海燕

2015-02-17

少し前のことになりますが、2月7日は日本では『北方領土の日』でした。今や何でも“ゆるキャラ“がPRしてくれる日本ですが、北方領土のイメージキャラクター“エリカちゃん“のツイートもずいぶん話題になりました。この日、私はちょうど新宿で用事が終わり、寒いのでみんなでロシア料理でも・・・ということに。現在地から近い順に、高田馬場『チャイカ』→新宿『スンガリー』西口&東口と電話しましたが、なんとどこも予約で満席とのこと!たとえ“北方領土の日“でも、寒い冬には特にロシア料理が恋しい日本人が多いことを改めて実感する出来事でした。

スクリーンショット 2015-02-18 11.35.02 P1090642

 △さて、そんな私たちが次に電話したのが本郷『海燕』でした。(外観写真はこちらより転載)中華料理のような店名ですが、ロシアの文豪ゴーリキーの『Песня о Буревестнике(海燕の歌)』から名付けたというロシア料理店です。4人テーブルが4つほどのこじんまりした店内ですが、東大教授のお気に入りランチスポットにも選ばれたそうで、お得なランチ時はいっぱいにも。

 P1090641

 

△自慢の味で勝負!という雰囲気のマスターですが、メニューやカウンターの棚にはマトリョーシカなどの可愛らしい小物も。

荒波を飛ぶ燕のように、無骨な髭とハリのある低音の声が魅力のマスターがおひとりで切り盛りなさっています。お料理から接客まですべてなさっているので、お忙しそうでなかなかゆっくりお声をかけられませんが、 ウクライナで修行なさったという味は本格的!

 スクリーンショット 2015-02-18 11.41.06

 △やっぱり、冬はボルシチ!具材がごろごろと楽しめるウクライナ風です。お肉はブイヨンでとり具材としては入っていないため、コクがあるのにさっぱりとして野菜のうまみをしっかり感じられます。

 

スクリーンショット 2015-02-18 11.42.51 

△見た目もきのこみたいで可愛らしいきのこのつぼ焼き“グリヴィ スメターニャ“。鶏肉などをいれていわゆるシチュー風にしてしまうお店も多いのですが、こちらのお店はボルシチ同様に、シンプルにたっぷりのマッシュルームを濃厚なスメタナで煮込んでいます。

 スクリーンショット 2015-02-18 11.43.47

△“キエフスキーカツレツ“。縦にナイフをいれるとバターがとろり・・・!鶏肉はミンチ状にしてからまるめて成形してあるのでふんわり柔らかく、外の衣がカリッと、中身はふんわり、さらにそのなかからバターと肉汁が溢れるという一皿。夜はこのキエフスキーカツレツをメインにしたウクライナコース(4000円)やシャシリクをメインにしたグルジアコース(3000円)、モスクワコースにカイエンコースがあります。

スクリーンショット 2015-02-18 12.15.24スクリーンショット 2015-02-18 11.41.57

 

△揚げピロシキ。お持ち帰りもできるそうです。カルトーシカ(じゃがいも)の切り方もピロシキの包み方も、愛情たっぷり男の料理!という感じですね^^

 

 スクリーンショット 2015-02-18 11.41.18

△食後はロシアンティー。バラのジャムが添えられていました。ロシア人はとにかくバラが大好き!香りもよく私も大好きですが、ロシアでお紅茶をいただくときには果物のジャムが多いように思います。ロシア人の友人は、バラジャムといえば、ロシアよりもブルガリアかな!?と言っていました。

今度はぜひランチで自慢のロールキャベツをいただいてみたいです!

 

 

カテゴリー: 今日のロシア料理店