【モスクワのなかの英国】コンサートホールとしても愛される!St. Andrew’s Anglican Church

2021-01-15

モスクワの街では、あちらこちらで美しい教会と鐘の音に出会うことが出来ます。その多くはキリスト教の一派であるロシア正教の教会で、玉ねぎ型(ろうそくの炎の形)の教会屋根や、独特の十字架の形が特徴です。信者でなくでも中へ入ることが出来て(女性は頭を覆うプラトークが必要です)、荘厳な合唱が響き渡るミサに参加できることも。

他民族他宗教のモスクワでは、そんなロシア正教の教会以外にも、ゴシック建築のローマ・カトリック教会やルター派のプロテスタント教会、イスラム教のモスク、ユダヤのシナゴーグなどもみることが出来ます。今日訪れたのは、モスクワにある英国国教会St. Andrew’s Anglican Church(日本語:聖アンデレ聖公会教会、ロシア語:Англиканская церковь Святого Андрея)です。

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門の両脇には、英国国教会・聖公会派とスコットランド長老教会派を示すマークが。現在の英国の国教はイングランド国教会(Church of England)。キリスト教のなかでも、カトリックやプロテスタントと異なり、国家元首を首長としているのが大きな特徴で、女王の戴冠式やロイヤル・ウェディングなどで重要な役割を果たしています。

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△1882 – 1884年に、英国の建築家Richard Knill Freeman率いるプロジェクトにより建築され、1885年に完成したヴィクトリアン・ゴシック建築の建物です。

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ソ連時代には閉鎖されていましたが、教会内部の音響の素晴らしさから«Мелодия»社(1964年設立のロシア最大のレコード・レーベル)のスタジオとして利用されていました。その後、再び教会として扉が開かれ、1994年10月のエリザベス女王のロシア公式訪問を期に、建物は正式にロシア政府より教会に返還されました。現在は教会としての役割のみならず、素晴らしいコンサートホールとしてもモスクワ市民に愛されています。

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St. Andrew’s Anglican Church

公式サイト:https://moscowanglican.org

ロンドンの街でもたくさんの美しい教会を見かけます。(関連☆教会でクリスマス・キャロル♪)そして、そのなかで、ロシア正教会の教会を見つけることも・・・!(関連☆【ロンドンのなかのロシア】Royal Albert Hallとロシア正教会

【モスクワのなかの英国】ロンドン名物の赤い電話BOXがある!チャーチル・パブとモスクワのパブ巡り

2021-01-14

イギリスのシンボルのひとつ、赤い電話BOX!実はモスクワにもあるんです。

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△チャーチル・パプ(ЧЕРЧИЛЛЬ ПАВ)住所:Ленинградский пр-т., 66, Москва

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白い壁に青い店構えと赤い電話ボックスのコントラストが・・・ロシアの三色旗風!?

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△公式サイト(http://cherchill-pab.ru)では店内のお写真やメニュー、3Dツアーも。

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△こちらは、パブの本場ロンドン!街中には今もたくさんの赤い電話ボックスを見かけますし、ウィンストン・チャーチルが悠然と微笑む看板が目印の素敵なチャーチル・パブもあります。(関連☆パブで、スタジアムで、ご当地ビールで乾杯!

さて、モスクワ市内には他にも、イギリスの香り漂う魅力的なパブがいくつかあります。

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△お店の入り口に衛兵さん、ウインドーにはサッカーチームのマフラーが並ぶПаб London Beer & Grill(住所:ул. Кузнецкий Мост, 21/5, Москва)

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△スタールィ・アルバートの隠れ家パブUlysses Pub。オクジャワの言葉が記された淡いブルーの建物。

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△お気に入りのポイントは、パブらしく薄暗い店内に映えるウィリアム・モリス風の壁紙!(【イギリスのなかのロシア】〜ヴィクトリア&アルバート博物館とウィリアム・モリス〜

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△休日のお昼に訪れたので、店内はサッカーをみながらひとりカウンター席でグラスを傾ける男性や、テラスでゆっくりとランチビールを味わうご夫婦、楽しそうに語らう女性グループも。

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イギリス生まれのパブはPublic houseの略。ロシアでお気に入りのパブを見つけて地ビールを楽しんでみるのもいいですね。

【モスクワのなかの英国】実はロシアにもいる・・・名探偵シャーロック・ホームズ!そして、英国大使館の詩の小道

2021-01-13

 イギリスといえば、名探偵シャーロック・ホームズ!ロンドンにはシャーロック・ホームズの博物館もありますし、本や映画、ドラマなどの舞台となった場所を訪ねたり、著者アーサー・コナン・ドイルゆかりの場所を巡るのもファンにとっては楽しみのひとつです。

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△2010年から放送されている英BBCの人気ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』

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△シャーロック・ホームズ博物館のあるBAKER STREET(関連☆モスクワの地下鉄はメトロ、ロンドンはチューブ!

さて、そんなシャーロック・ホームズ、実はロシアのモスクワにもいるんです!

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△煙草を呑みながら事件を推理するホームズと、横でメモを取るワトソンの銅像。

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ふたりの間に腰掛けて、ワトソンのメモ帳に触れると願いが叶うと言われているそうで、ベンチのワトソンの隣とメモ帳を持つ左手がピカピカ光っていました。

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△一方、ホームズのパイプに触れるとトラブルに巻き込まれるので要注意!?

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ホームズ&ワトソンの銅像がひっそりと置かれているのは、在ロシア英国大使館の建物(左手前)の白い塀の前の小さな緑地です。目の前は、モスクワ 川に面するスモレンスカヤ・ナベレジナヤ通り。

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△モスクワ川クルーズの遊覧船が行き来して(関連☆【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『モスクワ川クルーズへご案内!』)、遠くにモスクワ・シティが見えます。

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そして、この銅像から正面エントランスへ続く塀は、イギリスとロシアの詩人や作家たちの作品の豪華競演になっていて、この小さな詩の小道はもうひとつの見所になっています。

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△白い塀に一定の間隔で埋め込まれた金色のプレート。イギリスとロシアの詩人による作品が交互に並んでいます。

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△英国を代表する作家のWilliam Shakesepeareは、英語とロシア語の両方で紹介されていました。

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△英国のT.S.Eliotとロシアのプーシキン(☆【モスクワで出逢う偉人シリーズ】国民的詩人プーシキン

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△英国のWilliam Wordsworthとロシアのエセーニン

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△英国のJohn Miltonとロシアのデルジャヴィン

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△英国のDylan Thomasとロシアのブローク

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△英国のW H.Audenとロシアのチュッチェフ

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△英国のGeorge Gordon, Lord Byronとロシアのヴィソツキー

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△英国のCarol Lumensとロシアのパステルナーク

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△英国のWilfred Owenとロシアのアフマートワ

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△英国のGeoffrey Hillとロシアのマンデリシュターム

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△英国のAphra Behnとロシアのツヴェターエワ

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△英国のRobert Burnsとロシアのレールモントフ

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△英国のJohn Keatsとロシアのオクジャワ

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△英国のRudyard Kiplingとロシアのネクラソフ

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△英国のPhilip Larkin、ロシアのタルコフスキー、英国のTed Huges

さて、あなたは何人知っていたでしょうか・・・?私はロシアの詩人では、ガヴリイル・デルジャヴィン(Гавриил Романович Державин)を初めて知りました。英国の詩人では、お恥ずかしながら、シェイクスピアとワーズワース以外は存じ上げない方ばかりで、これから英国生活のなかで出会ってい毛たらと思っております。

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△シャーロック・ホームズ像のことは、モスクワの街角に新しい発見を届けてくれる愛読書『路上のミュージアム』(宮崎朋菜、鈴木玲子、豊田菜穂子・著 群像社)で教えてもらいました。

2007年に完成したこの銅像は、ロシアTVドラマ版の『Шерлок Холмс и Доктор Ватсон』(レンフィルム、1979年)でホームズ役を演じたワシーリー・リワーノフ(Василий Ливанов)とワトソン役のヴィタリ・ソロムニン(Виталий Соломин)の顔をモデルにしているのだそうです。名探偵ホームズに関する作品のなかでも最高傑作のひとつに数えられており、主演のワシーリー・リワーノフはエリザベス女王から大英帝国勲章を贈られました。

ちなみに、ホームズとワトソンの間に座って、ワトソンのメモ帳を触りながら心の中で唱えた私の願いは・・・後日叶いました!もしモスクワへいらしたら、ロシアの名探偵ホームズとワトソンに相談して解決してもらうのも良いかもしれません。

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ちなみに、 2019年にロンドンを旅したと気には、シャーロック・ホームズ博物館でマトリョーシカに出会いました!

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【モスクワで出逢う偉人シリーズ】〜まとめ〜