【英国のなかのロシア】ロシアから贈られたペリカン!水鳥たちの楽園 St. James’s Park

2021-05-18

都会のオアシス St. James’s Parkの春は、まさに水鳥たちの楽園!ここにロシアから贈られたペリカンが生息していると聞いて会いに行ってきました。

IMG_5519

△St. James’s Parkにペリカンが贈られたのは1664年。当時のロシア大使からKing Charles(チャールズ2世)への贈り物でした。それから今日まで大切に育てられ、これまで合計40羽以上ものペリカンたちがロンドン市民に愛されてきました。Isla, Tiffany, Gargi, Sun, Moon, Starなど名前もつけられているそう。

IMG_5505

白い羽と大きなくちばし、目の周りと足をほんのりとピンク色に染めてどこか愛嬌のあるペリカンたち。この日は池の真ん中でのんびりと過ごしていましたが、公園内でお散歩中にすれ違ったり、ベンチで隣に座っていたり・・・かなり近くで見ることもできるそうです。両翼をひろげた長さは鳥類で世界2番目といわれていますが、その羽をダイナミックに羽ばたかせて飛ぶ姿を見た方も。獲物を求めてロンドン動物園や他の公園へ飛んでいくペリカンもいたことから、毎日2:30pm〜3:00pm頃には、スタッフによって新鮮な海の魚が与えられるようになり、1日1羽あたり2〜5尾を食べるのだそうです。

IMG_5521

ほかにもたくさんの水鳥たちが親しげにすぐ隣まで近寄ってきます。

IMG_5556

IMG_5508 IMG_5545

IMG_5551

IMG_5553

△餌をやっていた女性によると、黒鳥がおかあさんなのだそう。『みにくいアヒルの子』か、それとも『白鳥の湖』か・・・!(チャイコフスキーがバレエ曲『白鳥の湖』のインスピレーションを得たという湖☆【世界遺産】古き良きモスクワの風景・・・ノヴォデヴィチ修道院の建築アンサンブルスタニスラフスキー・ネミローヴィチ=ダンチェンコ記念国立モスクワ音楽劇場バレエ『白鳥の湖』

IMG_5542

IMG_5536

IMG_5537

セント・ジェームズ・パークの西側にはバッキンガム宮殿があり、ホース・ガーズ・パレードのグラウンドやホース・ガーズも見えます。

IMG_5538

IMG_5541

IMG_5554

△1826年から1827年にかけて現在のような公園デザインに再設計したのは建築家ジョン・ナッシュ。

IMG_5555

△白樺と背の高い白い花の組み合わせ、モスクワ郊外でよくみかけたあの花を思い出しました。(☆アメリカが攻めてきた!?Борщевики(ボルシェヴィキ)の乱

IMG_5546

△雪が降ったような白は、可憐なマーガレット!

IMG_5510

IMG_5557

IMG_5523

IMG_5524

IMG_5526 IMG_5528

IMG_5558

IMG_5559

△バッキンガム宮殿前に・・・象の群れ!?

IMG_5562 IMG_5565

IMG_5560

東のセント・ジェームズ・パークからグリーン・パーク、ハイド・パーク、ケンジントン・ガーデンズとつながっています。

関連

【英国のなかのロシア】〜まとめ〜

モスクワ通信『モスクワの宝石箱!夏空にきらめく噴水コレクション』

【英国のお気に入り】妖精が現れるブルーベルの森へ・・・!Highgate Wood

2021-05-14

英国に春を知らせる黄水仙(英国に春を告げるDaffodil(黄水仙)!ロシアで春を告げるのは・・・?)、そして英国の桜についてご紹介しましたが(【英国のお気に入り】ロンドンでお花見!〜まとめ〜)、季節が巡り新緑の季節になるとはっとするような冴え冴えと美しい青い花に目を奪われるようになります。なかでも美しいのがブルーベル(Bluebells)とよばれる可憐なお花。

IMG_5406

木陰にふんわりと青いヴェールのように広がるブルーベルはとても幻想的で、まるで妖精が現れそう。

IMG_5401

IMG_5402

IMG_5403

IMG_5405

IMG_5407

あっちにも・・・こっちにも・・・と青に誘われて森の奥へ奥へと引き込まれていくと、あっという間に森に迷い込んでしまいます。

IMG_5412

IMG_5400

すずなりになった可憐なベル型と深い青色

IMG_5420

△もちろん、ここはロンドンの都会のなかの森なので迷子になることはありませんでしたが、ブルーベルのこの妖しい美しさに一度心を奪われてしまったら郊外の大きな森はちょっぴり危険かも。

IMG_5466 IMG_5467

△ハイゲートウッドの北側がブルーベルスポットです。拡大地図の青い点がブルーベル群生地。

IMG_5397

そのほかの場所は、爽やかな森林浴が楽しめ、子どもたちの遊び場やスポーツフィールドもあります。

IMG_5395

IMG_5421

△あちらこちらにベンチがあり、森の匂いに包まれながらゆっくりと過ごすことができます。英国のベンチは、何かを記念したり誰かの名前を冠したりして贈られているものが多く、そのことが記されたちいさなプレートがついています。自分の思い出の場所に残したベンチに、見知らぬ誰かの新しい思い出が未来につながっていくなんてロマンチックですね。

IMG_5393

ロンドンの街中でも教会の庭の木陰や御宅の庭先にもブルーベルの種類を見かけます。古来からの森に咲くブリティッシュ・ブルーベルに比べ、街中にはスパニッシュブルーベルが多いようです。ロシア語ではあまり見かけず、正確な名称は別にあるのですが、ロシア人の友人は“Колокольчик”と呼んでいました。

IMG_4967

IMG_4827

IMG_4969

ほかにも、ムスカリや藤の花、ライラック、カリフォルニア・ライラック・・・

IMG_4971

IMG_4829

IMG_5059

“青”が印象的なロンドンの5月です。

一方、モスクワで初夏の妖艶な青の誘いといえば・・・ライラックです。(☆【ロシアの音楽】ラ♪ラ♪ラ♪ ライラック満開のモスクワ

関連

ブルーベル!水鳥の赤ちゃん!日本庭園の桜!春のキュー・ガーデンズ (Kew Gardens) アルバム

【英国のお気に入り】ナショナル トラスト 2021 ハンドブック

2021-05-13

IMG_2922

2021年バージョンのナショナル・トラストのハンドブックが届きました。新型コロナウイルスの影響でロックダウン中はもちろん、建物内に入ることが難しい時期が長かった2020年をうけて、ワクチン接種が続き、少しずつ規制が緩和されていきますが、屋外で安心して楽しめる場所、豊かな自然の美しい写真をメインテーマに再編されています。

IMG_2923

△なんと100%自然素材じゃがいもから作られているという包装袋!この手触り、なんだか馴染みがあるなと思ったら、いつも生ゴミを捨てるために使っているFood Wasteと同じ素材でした。(☆年末の大掃除!ロンドンとモスクワ、ゴミの分別は・・・?

今まで訪れた素敵な場所を教えてもらったらこの本を開き、ホームタウンについて紹介してもらったらこの本を眺め・・・といつもキッチンの片隅に置いて楽しんでいます。2020年版は、英国の著名人や映画ロケ地などをテーマに縁のある場所を索引で調べられる様になっていましたので、同じ場所を2冊でそれぞれ調べて新しい発見も・・・!

これから少しずつ、国内への旅が出来るようになる日まで、このガイドブックで楽しみたいと思います。

関連☆【英国のお気に入り】敬称と郵便番号が英国流!? ナショナルトラスト 2020 ハンドブック