【ロシア文化フェスBlog】家族に乾杯!北川記念ロシア民族楽器オーケストラ創立5周年記念演奏会

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日本でロシアの本物の音を響かせたいと願って誕生した北川記念ロシア民族楽器オーケストラにとって、この作品を演奏することがひとつの目標だったというシェンデリョフ作曲『ロシア狂詩曲』初演で、創立5周年記念演奏会の幕が開きました!

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日本にロシア民謡をあまねく広めた北川剛さんから、北川つとむさん、そして北川翔さんへと三代続くロシア音楽一家へのリスペクトをこめて、“北川記念“の名の下に誕生し、家族のように強く温かい絆とハーモニーを育んできたオーケストラのメンバーや共演してきた演奏家の皆様、そしてお客様とご一緒に、5周年をお祝いしてまいりました。
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サブタイトルの〜家族〜にふさわしいプログラム!

第一部はバス歌手の岸本力さん、奥様でソプラノ歌手の大倉由紀枝さん、ご子息でバス歌手の岸本大さんが登場!
これまで親子共演はあったそうですが、初のご家族揃ってのステージが実現しました!

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△写真左から、岸本力さん、北川翔さん、大倉由紀枝さん、岸本大さん

すでにオーケストラと共演経験もある岸本大さんは息もぴったりで、チャイコフスキー作曲『ドンファンのセレナーデ』を情熱的に歌うと、大倉由紀枝さんは、あのラフマニノフ作曲『ヴォカリーズ』を珍しい民族楽器の伴奏で披露、そして2012年にロシア友好勲章も受賞された岸本力さんが『黒い瞳』で取りを飾ってくださいました!

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つづく第二部は、オーケストラが誇るソリストたちの演奏をじっくりと堪能する趣向になっており、パーカッション奏者の小栗久美子さんが、ベトナム民族楽器トルンの演奏で、ロシアとアジアの融合を表現。

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つづいて、“ばららいかるてっと”(バラライカ、コントラバスバラライカ、アコーディオン、パーカッションによる四重奏ユニット)でも活動するアコーディオン奏者の太田智美さんは、翔さんが初めて作曲した『アコーディオン協奏曲』を情感たっぷりに届けます。さらに、本場ロシアからも、翔さんのロシア国立ラフマニノフ記念ロストフ音楽院時代の親友もお祝いに駆けました!レジェンドの血を引き継ぎつつ、より大胆により繊細にロシア音楽に挑む翔さんにとって、まさに家族と呼べる存在でしょう。

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ワディム・カルーギンさんはクリコフ作曲『バラライカ協奏曲』を、アリョーナ・サーフチェンコさんはシェンデリョフ作曲『ドムラ協奏曲 第2第3楽章』でオケとともに本領発揮!

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そして第三部のサプライズゲストとして、人気番組のNHK『家族に乾杯』ではウラジオストクを訪れ、楽屋でもステージでも意外にもロシア好きな一面を披露してくださった笑福亭鶴瓶さん!

笑いに包まれる楽しい楽器&オーケストラのメンバー紹介になりました。

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フィナーレには、ロシア民謡を歌い続けて64年の合唱団白樺が出演。この日のコンサートは、合唱団白樺の初代常任指揮者を務めた北川つとむ氏ゆかりの地 目黒で、氏の命日 9月20日に開催されましたが、きっと空から温かく見守ってくださっていたことでしょう・・・!

北川記念ロシア民族楽器オーケストラ公式サイト

北川記念ロシア民族楽器オーケストラ公式FBページ

(写真提供:北川記念ロシア民族楽器オーケストラ)
(撮影Higashi Akitoshi)

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