【モスクワの街角】並木道でチャイコフスキー・コンクール写真展!

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音楽学校からの帰り道。TVの形の窓が可愛らしいイタル・タス通信の横の並木道(Тверской бульвар トヴェルスコイ・ブリヴァール)はいつも写真のオープン・ギャラリーになっています。

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△今のテーマは、まもなくはじまるチャイコフスキー・コンクール!歴史的瞬間を振り返ります。

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△若き日のエレーナ・オブラスツォワは第4回(1970年)声楽部門で優勝。世界に愛されたメゾ・ソプラノのレジェンドのはじまりです。

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△右は第6回(1978年)ピアノ部門優勝のミハイル・プレトニョフ。左は、今やロシアを代表する国民的ピアニストとして、オリンピックからワールドカップまで世界的なイベント出演&演奏が目立つデニス・マツーエフ。第11回(1998年)優勝者でしたが、今はピアノ部門の審査委員長として名を連ねています。

なかには輝かしい日本人受賞者のお写真も!

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△ヴァイオリン部門の神尾真由子さんの優勝(2007年度)はまだ記憶に新しいところです。同じくチャイコフスキー・コンクールの同年2007年ピアノ部門で最高位(1位なしの2位)受賞のロシア人ピアニストのミロスラフ・クルティシェフさんとの夫婦競演での演奏会もとても人気があります。

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△第5回(1974年)のチェロ部門入賞者たちのなかには、3位受賞の菅野博文さん。

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△第3回(1966年)チェロ部門受賞者のなかに安田謙一郎さん。

並木道はモスクワ中が今、ポプラ(Тополь トーポリ)の綿毛(пух プフ)で、まるで雪が降ったように真っ白!清掃員の方もほうきを手に、雪かきならぬ綿かき!

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ふわふわ浮かんでいる様子は真夏の雪のようで綺麗なのですが、お散歩していると髪にも顔にもくっついて、目にも鼻にも入ってきて、いつもどこかしらむずむず痒かったり、ときには呼吸が苦しくなってしまったりも・・・今年は特に多く長く感じます。

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バスで隣り合わせた女の子が、ふわふわと飛んでいってしまう綿を拾いながら、大切そうにブーケにしていました。

今年の第16回チャイコフスキー国際コンクールは6月17日〜29日にかけて開催されます。(https://tchaikovskycompetition.com/ru/) 公式サイトにはすでに予選を通過した各部門の参加者も公表され、日本人演奏家も多数エントリーしています。今年はここからどんなドラマが生まれるのでしょうか!

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